競合との差別化ポイントを再設計。新メニューの発表からわずか2週間でテレビ中継を獲得 | たべものずかん
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競合との差別化ポイントを再設計。新メニューの発表からわずか2週間でテレビ中継を獲得

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導入企業プロフィール

企業名:株式会社まる本

所在地:愛知県知多郡南知多町

事業内容:飲食店の運営、高齢者向け配食事業

株式会社まる本様は、愛知県知多郡南知多町に店舗を構える老舗の大衆食堂です。

観光地として知られる南知多町で長年営業を続け、看板メニューのエビフライは、地元のお客様だけでなく、観光客からも親しまれてきました。

一方で、周辺には同じく海鮮料理やエビフライを提供する飲食店があり、店舗名が似ている競合店も存在していました。そのため、株式会社まる本様ならではの魅力が十分に伝わらず、ブランドの混同や集客機会の損失が課題となっていました。

店名が似た競合との混同により、選ばれる理由が伝わらない

株式会社まる本様には、長年愛されてきた看板メニューと、老舗ならではの実績がありました。

しかし、近隣の競合店と名称が似ていることから、観光客に別の店舗と混同されるケースが発生していました。

さらに、エビフライを提供する店舗が複数ある中で、「なぜ株式会社まる本様を選ぶべきなのか」という理由を、明確な言葉で伝えられていない状態でした。

料理の味や品質には自信があるものの、自店ならではの強みが整理されていなかったため、WebサイトやSNS、店頭、メディア向けの情報発信でも、競合との違いを打ち出せていませんでした。

その結果、本来であれば株式会社まる本様を選ぶ可能性があったお客様が、競合店へ流れてしまうという課題を抱えていました。

N1調査で、実際のお客様が感じている価値を深掘り

差別化戦略を考えるにあたり、まず実施したのがN1調査です。

N1調査とは、一人のお客様の体験や選択理由を深く掘り下げ、商品や店舗が選ばれている本質的な理由を見つける調査手法です。

企業側が考える強みと、実際にお客様が評価しているポイントは、必ずしも一致するとは限りません。

そこで、実際に株式会社まる本様を利用したお客様が、どのようなきっかけで店舗を知り、何に魅力を感じ、なぜ来店したのかを詳しく整理しました。

料理そのものの評価だけでなく、エビフライに対する印象、競合店との違い、店舗での体験、来店後に人へ伝えたくなったポイントまで深掘りしました。

顧客の本音をもとに、競合との違いを明文化

N1調査で得られたお客様の声をもとに、株式会社まる本様が提供している独自の価値を整理しました。

これまで感覚的に捉えていた魅力を言葉にし、競合店と比較した際に、どの部分を強く打ち出すべきかを明確にしました。

単に「おいしいエビフライを提供する老舗食堂」と表現するのではなく、お客様が実際に感じている価値を軸に、ブランドの見せ方を再設計しました。

この差別化ポイントは、メディア向けの企画だけでなく、今後のメニュー開発やWebサイト、SNS、店頭での情報発信にも活用できる「価値の軸」となりました。

差別化ポイントを形にした新メニューを開発

ブランドの方向性を言葉で整理するだけでなく、その価値をお客様が実際に体験できるよう、新メニューを開発しました。

既存の看板商品であるエビフライの魅力を活かしながら、株式会社まる本様ならではの特徴を分かりやすく表現できるメニューとして設計しました。

新メニューは、店内で提供する新商品としてだけでなく、メディアへ提案するための新しいニュースとしても活用しました。

老舗店の紹介だけでは、メディアにとって取材するタイミングをつくりにくい場合があります。

そこで、顧客調査から生まれた差別化戦略と新メニューの開発を組み合わせ、今取り上げる理由が明確なPR企画へと再構成しました。

実施した主なPR施策

  • N1調査による顧客ニーズの深掘り
  • 来店理由や選択理由の整理
  • 競合店との違いの分析
  • 株式会社まる本様ならではの価値の言語化
  • ブランドの方向性と訴求軸の再設計
  • 差別化ポイントを反映した新メニューの開発
  • 新メニューを活用したPR企画の立案
  • Webメディアおよびテレビ番組へのアプローチ

施策開始からわずか2週間で4媒体への露出を獲得

新メニューを切り口にメディアアプローチを開始した結果、わずか2週間で4媒体への露出を獲得しました。

Webメディア3媒体への掲載に加え、ローカルテレビ番組での特集・中継も実現しました。

主なメディア露出実績

  • Webメディア3媒体への掲載
  • ローカルテレビ番組での特集・中継
  • 合計4媒体への露出
  • 施策開始から掲載獲得まで約2週間

長年営業している老舗店という情報だけでなく、顧客調査を起点にブランドの価値を見直し、新しいメニューとして形にしたことが、メディアにとっての取材理由となりました。

短期間で複数媒体への掲載につながり、店舗の魅力を地域内外へ広く伝える機会を創出しました。

メディア露出後、新規来店者が増加

テレビやWebメディアで紹介された後、株式会社まる本様では新規来店者が増加しました。

メディアを通じて新メニューや店舗の特徴を知った人が、実際に店舗を訪れるようになり、情報発信が来店行動へとつながりました。

特に観光地の飲食店では、旅行前や現地での店舗選びにおいて、テレビやWebメディアで紹介された実績が判断材料になることがあります。

第三者であるメディアから店舗の魅力が伝えられたことで、初めて訪れる観光客にも選ばれやすい状態をつくることができました。

「自店が提供する価値の軸」が定まり、次の施策へ

今回の取り組みによって得られた成果は、4媒体への掲載と新規来店者の増加だけではありません。

N1調査を通じて、株式会社まる本様がどのような価値を提供し、競合と何が違うのかが明確になりました。

この「価値の軸」が定まったことで、今後のメニュー開発や広告、Webサイト、SNS、店頭での情報発信においても、一貫したブランドメッセージを発信しやすくなりました。

一時的な集客施策ではなく、今後の事業やブランドづくりに活用できる判断基準を確立できたことも、大きな波及効果です。

PRの前に「選ばれる理由」を明確にする

メディア露出を増やすためには、プレスリリースを配信したり、テレビ局へ連絡したりするだけでは十分ではありません。

競合との違いや、お客様がその店を選ぶ理由が曖昧なままでは、メディアに取り上げられても、店舗の魅力が正しく伝わらない可能性があります。

今回の事例では、最初にN1調査を行い、お客様の本音から株式会社まる本様ならではの価値を発見しました。

その価値をブランドの差別化ポイントとして言語化し、新メニューとして具体化したうえでメディアへ提案したことで、施策開始からわずか2週間でテレビを含む4媒体への露出につながりました。

さらに、露出後は新規来店者が増加し、今後の施策に活用できる「価値の軸」も確立されました。

たべものずかんでは、商品や店舗の情報をそのまま発信するのではなく、顧客調査や競合分析を通じて、選ばれる理由を明確にするところから支援しています。

ブランドの差別化、商品・メニュー開発、PR企画、メディアアプローチまでを一貫して設計し、掲載だけで終わらない集客とブランドづくりにつなげます。

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