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企業名:株式会社picks design
業種:デザイン事業、果物のサブスクリプション事業
所在地:愛知県名古屋市
株式会社picks design様は、愛知県名古屋市を拠点とするデザイン会社です。
デザイン事業に加え、全国の旬の果物を毎月届けるサブスクリプションサービス「そのとちギフト」を展開しています。
「そのとちギフト」の特徴は、果物だけを届けるのではなく、農家の想いや栽培の背景、その土地ならではの物語をまとめた書籍をセットにしていることです。
果物のおいしさに加え、生産者や産地のストーリーも一緒に楽しめる「ストーリー付きギフト」として、農業と消費者を新しい形でつなぐサービスです。
「そのとちギフト」は、旬の果物と生産者の物語を組み合わせた独自性の高いサービスである一方、その魅力を十分に伝えきれていないという課題を抱えていました。
一般的な果物の定期便との違いが伝わりにくく、サービスの利用も停滞していたといいます。
また、社内には広報・PRに関するノウハウがなく、何をニュースとして発信すればよいのか、どのようにメディアへアプローチすればよいのかが分からない状態でした。
将来的には自社で広報活動を進められる体制をつくりたいという考えがあったものの、実務経験がないため、最初の一歩を踏み出せずにいました。
今回の支援では、メディアへのアプローチをすべて代行するのではなく、株式会社picks design様が将来的に自社で広報活動を継続できるようになることを重視しました。
まずは座学を通じて、広報・PRの基本的な考え方をレクチャーしました。
広告と広報の違い、メディアが情報を取り上げる判断基準、ニュースとして成立しやすい企画の考え方など、実務に必要な基礎知識を整理。そのうえで、実際の広報活動に取り組むOJT形式の支援へと進みました。
知識を伝えるだけで終わらせず、実際の企画づくりやメディアへの提案まで一緒に進めることで、実務を通じて広報の進め方を習得できる体制を整えました。
メディアへの提案にあたっては、単に「果物の定期便を販売している」という情報だけでなく、「そのとちギフト」が持つ社会的な価値を整理しました。
全国の旬の果物を届けること、生産者の想いや栽培背景を書籍にして伝えること、消費者と産地のつながりをつくることなど、サービスが持つ複数の要素を掘り下げました。
そのうえで、農業、地域活性化、食品ロス、生産者支援、ギフト、SDGsなど、メディアが関心を持ちやすいテーマとの接点を見つけ、企画として再構成しました。
一つの商品を一つの見せ方だけで発信するのではなく、媒体や番組のテーマに応じて切り口を変えることで、提案先の幅を広げました。
PR企画をまとめた後は、企画との親和性が高いテレビ、ラジオ、新聞、Webメディアなどを選定し、メディアリストを作成しました。
どの媒体に、どの企画を、どのような方法で提案するのかを整理し、プレスリリースの配信や個別アプローチを実施しました。
電話によるメディアアプローチについても、担当者への伝え方や要点のまとめ方を事前に確認したうえで、実際の連絡に同行。メディア担当者との会話や反応を一緒に振り返り、次の提案に活かせるよう改善を重ねました。
こうした伴走型の支援により、株式会社picks design様は、広報活動の流れを知識として理解するだけでなく、実際に行動へ移すための実務感覚と自信を身につけていきました。
広報活動を開始してから約2か月で、名古屋のラジオ番組への出演が実現しました。
番組ではSDGsに関連する取り組みとして、「そのとちギフト」が紹介されました。
果物を届けるだけでなく、生産者の想いや産地の背景を伝えるサービスの仕組みが、地域や農業、持続可能な社会に関わるテーマとして評価された結果です。
サービスの販売情報をそのまま伝えるのではなく、メディアやリスナーが関心を持つ社会的な文脈に置き換えたことで、出演機会の獲得につながりました。
ラジオ出演に加え、上毛新聞をはじめとする新聞・Webメディアへの掲載も実現しました。
サービスそのものだけでなく、果物の生産者や産地のストーリー、農業と消費者をつなぐ取り組みを丁寧に伝えたことで、複数の媒体から関心を集めました。
PR開始から短期間で複数の掲載・出演につながったことで、サービスの認知拡大だけでなく、社内で広報活動を継続するための手応えを得ることができました。
メディア掲載による効果は、サービスの認知拡大だけにとどまりませんでした。
上毛新聞への掲載をきっかけに、株式会社picks design様の関係者の卒業校から講演の依頼が入りました。
新聞という第三者メディアに活動を取り上げられたことで、事業や取り組みに対する信頼性が高まり、新たな接点の創出につながった事例です。
メディア掲載は、その場で商品やサービスの利用を促すだけではありません。企業の取り組みや社会的な意義を広く知ってもらうことで、講演、連携、採用、取材など、当初は想定していなかった機会へと発展する可能性があります。
今回の事例でも、ラジオ出演や新聞掲載を起点として、企業活動を伝える新たな場が生まれました。
今回の支援で重視したのは、短期的なメディア露出だけではありません。
座学で基礎を学び、企画を一緒に考え、メディアリストを作り、実際に電話やプレスリリースで提案するところまで経験したことで、株式会社picks design様の社内に広報活動の知識と実務経験が蓄積されました。
メディアに掲載されるためには、必ずしも大きなニュースや豊富な広報経験が必要なわけではありません。
自社のサービスが持つ独自性や社会的な価値を掘り起こし、媒体ごとに適切な切り口へと編集することで、これまで知られていなかった取り組みにも取材や出演の可能性が生まれます。
たべものずかんでは、広報活動をすべて代行する支援だけでなく、将来的な広報の内製化を見据えた座学・OJT形式の伴走支援も行っています。
企画立案、メディアリスト作成、プレスリリース配信、電話アプローチなどの実務を一緒に進めながら、成果の獲得と社内ノウハウの蓄積を両立できる広報体制づくりをサポートします。
無料でお見積りやご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。